阪神にまたもや暗雲が垂れ込めた。松田遼馬投手(20)が18日、宜野座キャンプの練習を切り上げて早退した。

 ブルペン投球を行ったが、捕手を座らせても球威はなく、途中で中止していた。午後2時ごろに手嶋トレーナーに付き添われて球場を後にした。この日は右肩関節炎で離脱していた西岡剛内野手(29)が完全復帰したばかり。今春キャンプは鳥谷や藤井、鶴岡がインフルエンザで離脱していた。昨季、ブレークした剛腕の“異変”で、なかなか、すんなりといい流れが生まれない。