<ヤクルト1-4阪神>◇4日◇神宮

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が右内転筋の張りを訴えて、8回守備からベンチに退いた。交代後にクラブハウスでの治療を終えたバレンティンは、6回に四球で出塁した後の走塁で張りを感じたと説明。「痛みはある。右の内転筋は初めてです。明日はできると思うけど、朝起きてみないと分からない」と話した。この日は2打数1安打も本塁打は出ず、11試合連続ノーアーチとなった。

 小川淳司監督(56)は「6回で代えるのもオレの仕事。判断が至らなかった。(5日の出場は)本人は『大丈夫』って言うだろうけど、明日の状態を見てもし無理ならば、そこで2軍から野手を呼ぶことも考えないとと思います」と説明した。