<広島6ー2西武>◇26日◇三次

 西武伊原春樹監督(65)が本塁打の判定に抗議した。3点を追う8回無死、広島田中が放った右翼ポール際の本塁打に対し「(ポールを)巻いていないように見えた」とベンチを飛び出し一塁塁審のもとに向かった。

 約1分間の抗議にも判定は覆らず。地方球場のためビデオ判定は採用されず「アンパイアは自信を持って『巻いている』と言っていたからね。ビデオもないから覆らない」と、外野に立ちこめていた霧の中に消えたダメ押し弾は後味が悪かった。