<ソフトバンク2-1オリックス>◇2日◇ヤフオクドーム

 オリックス森脇浩司監督(54)が、サヨナラ負けで18年ぶりの優勝を逃したソフトバンク戦について振り返った。

 「負けたということ。でも、勝負においては悔いはないです。ここまで素晴らしい時間をくれた選手、コーチをたたえたい。ペナントでは優勝できなかったが、まだ決着はついていないと思うので、もう1回しっかりリセットして戦っていきたいと改めて誓う瞬間でもあった」

 「(ファンにあいさつしていたが)プロ野球に身を置く者として、ファンあってのプロ野球。レフトからホークスファンに負けない位の声援を1年間送ってくれた。ファンの声援に感謝しないと。それは勝っても負けても、選手は十分分かっていると思う」

 「ソフトバンクは素晴らしいチームだと思う。こういう状況で優勝までたどり着いたことに敬意を表したい」

 「4月より5月、5月より6月、昨日より今日と強くなっていく選手を見られたことは尊いなと思う。今は悔しい思いが支配していると思うが、身につけたものは分かると思う」