ロッテ西野勇士投手(23)が23日、タイトル獲得を宣言した。QVCマリンで行われた野球教室の閉会式でマイクを握ると、約200人の少年を前に「来年はセーブ王をとります」と誓った。

 そのためにも験を担ぐ。来春の自主トレ先も4年連続で和歌山市内に決めた。育成選手時代の12年からこの地でトレーニングを始めると、その年の11月に支配下選手に登録された。翌13年は先発で9勝。そして今年はストッパーに転向して31セーブを挙げ、侍ジャパン入りも果たすなど年々上昇カーブを描いてきたからだ。「験がいいのでやめられません」。

 メンバーは南、中後、黒沢のと4人。来春はウエートトレーニングに力を入れる。目指すのは失敗ゼロだ。「セーブ数は機会がどれだけあるかで変わってしまう。今年は失敗が3回あったので、それを減らしたい。失敗しないようにしたい」と、さらなる飛躍を期している。