ロッテのドラフト5位、香月一也内野手(18=大阪桐蔭)が10日、意地を見せた。

 ロッテ浦和球場で新人合同自主トレ2日目が行われた。両翼ポールの間を2往復1セットとし、計5セット走るメニューが課された。香月は新人7人のうち、いずれも最下位でゴール。大きく引き離された。1セットあたりの目標タイムは3分。4セット目までは切ることができなかったが、最後のセットは2分57秒で到達した。「最後は気合でした。走るのは苦手です」と苦笑い。練習後は、球場前に集まった大勢のファンに丁寧にサインを書き続けた。