<東京6大学野球:早大5-0立大>◇第3週初日◇24日◇神宮

 立大はエース小室正人投手(3年=日野)のアクシデントが響いて完敗した。2回1死無走者から早大・渡辺侑に初安打(中前打)されると、そのままベンチに退き、直後に交代した。実は左手中指のマメがつぶれ、投げられなくなっていた。小室は「マメが半分以上むけている状態。ここまで悪いのは初めて」と振り返った。エースの突然の降板に、リリーフ陣はふんばれず、打線も焦りが出て一方的に敗れた。大塚淳人監督(51)は「こういうときに打線が頑張らないと。いい勉強になった試合」と振り返っていた。