第42回明治神宮大会の開会式が22日、東京・渋谷の明治神宮内で行われた。大学の部で単独最多となる5度目の優勝を狙う明大(東京6大学)は竹田育央主将(4年=報徳学園)らが出席。「日本一へのチャンスを6大学の代表としていただいた。責任と誇りを持って戦う」と意気込みを語った。

 今月初旬の台湾遠征では、野村祐輔投手(4年=広陵)ら主力の4年生メンバーは試合出場せず、今大会に向け体力トレーニングをこなしたという。チームを率いる善波達也監督(49)は「4年生には『オエっ』という(激しい)トレーニングをさせました(笑い)。もう1回気持ちをこの大会に向けていくぞ、ということでやりました。このチームで勝ちたいですね」と、秋の日本一の座を見据えた。

 試合は高校の部、大学の部とも23日から神宮、神宮第2で開幕。明大は24日の2回戦から登場、福山大(四国・中国3連盟代表)と対戦する。