<東京6大学野球:明大5-3法大>◇第4週第2日◇4日◇神宮

 明大が法大を振り切って1勝1敗とし、辛うじて逆転優勝の可能性を残した。3-3の同点で迎えた7回1死二塁から菅野剛士外野手(3年=東海大相模)が右翼席へ2ランをたたき込んだ。2番手の柳裕也投手(2年=横浜)も残る3回を1安打無失点の好救援で逃げ切った。

 この日、早大が勝ち点3(6勝1敗)としたのに対し、明大はいまだ勝ち点1(3勝3敗1分け)と苦しい状況は変わらない。善波達也監督(51)は「菅野がやっとトンネルを抜けてくれた。粘りの明大を復活させたい」と話していた。