<関西学生:近大2-1京大>◇第3週2日目◇16日◇甲子園

 近大が京大に連勝し、開幕から2カード目で今季初の勝ち点を挙げた。

 両チーム無得点で迎えた5回1死二、三塁で、小深田大翔内野手(1年=神戸国際大付)が先制の2点適時打。7回に1点差に迫られたが、救援の宝利亮投手(4年=近大福山)が踏ん張った。東大阪大柏原を指揮していた昨年は神戸国際大付(兵庫)と練習試合を行い、レギュラーだった小深田のプレーを見ていた田中秀昌監督(57)は「当時からセンスのある、いい動きをしていた。きょうもいい守りを見せ、そこからリズムをつかんでくれた」と、1番・三塁に抜てきした1年生をねぎらった。