8日、モナコで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会で、夏季五輪で28としている競技数の上限を撤廃し、開催都市が新競技を追加提案する権利を認める案が可決された。これにより、2020年の東京五輪で、野球・ソフトボールが3大会ぶりに復帰することが有力となり、都内で野球・ソフトボールの合同記者会見が開かれた。

 全日本野球協会の鈴木義信副会長(71)は「我々としては第1歩を踏み出せた」と、語った。チーム編成や使用球場、一部のルール改正などが今後の課題となるが、「プロとアマが一体となった姿を実現させていけば、十分可能だと思います」と、見据えた。