<オープン戦:日本ハム6-2オリックス>◇18日◇鎌ケ谷

 2軍調整中の日本ハム中田翔内野手(19)に「一塁強化」の方針が打ち出された。18日のオリックス戦で一塁の守備から途中出場。今季初の一塁では、ゴロ捕球こそなかったが、邪飛などを無難に処理した。梨田監督は「何となく三塁にいるときより落ち着いて見える。得意な打撃に専念できるから、三塁も練習するけど今後は一塁が主ということになる」と説明した。

 現時点で、三塁守備は安定感のある小谷野がおり、1軍昇格を考えるなら一塁守備を鍛えた方が食い込む余地はありそうだ。この日の打撃は1打席で、オリックス本柳の直球にやや差し込まれた中飛に倒れ「スライダーに意識があった」と悔しがった。ただ一塁守備については「慣れていってあとはバットで結果を残すだけ」と前向きだった。

 [2009年3月19日9時51分

 紙面から]ソーシャルブックマーク