若き2人が、ゴールデンウイークを熱くする!

 楽天は28日の日本ハム戦(Kスタ宮城)から9連戦に臨む。長谷部康平投手(23)は30日の日本ハム戦、永井怜投手(24)は5月1日オリックス戦(ともにKスタ宮城)に先発予定。大型連休の真っ最中の戦いを任される2人は27日、仙台市泉区の2軍球場で走り込みなどを行った。

 特に燃えているのは長谷部だ。開幕からここまで3試合に先発も、白星がない。11日の西武戦は8回まで2失点と好投も、同点の9回に3失点で力尽きた。「最後まで粘り強い投球ができれば、結果はついてくると思う」と前を向く。宮城のJR東日本東北には、同じ岐阜出身で、中学時代のチームメートだった亀浦俊一外野手(23)がレギュラーとして活躍。長谷部は「負けていられない」と刺激を受ける。

 3試合で2勝と好調な永井も「チームも首位なので、この勢いを止めたくない」と意気込む。先発ローテーションの軸となる田中、岩隈に加え、ラズナー、28日先発の川井がこの9連戦でマウンドを託される。大勢のファンの前で連勝を飾りたいチームにとって、長谷部と永井の投球もカギを握る。【由本裕貴】

 [2009年4月28日13時7分

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