<中日7-0阪神>◇4日◇ナゴヤドーム

 4番金本知憲外野手(41)が屈辱の3打席連続空振り三振を食らった。2回。カウント2-2から150キロと力のある直球の前にバットが空を切ると、4回2死一塁では148キロの直球に。7回1死二塁の好機では全球直球勝負を挑まれ、最後もやはり147キロの直球の前に打球を前に飛ばすことができなかった。「調子を落としているのは間違いないけど、今日は他の選手も打ってない」。真弓監督は主砲をかばったが、金本が1人の投手から1試合全打席で三振を食らったのは、広島時代の01年9月19日中日戦、対川上(現ブレーブス)以来だった。

 後半戦初カードの横浜戦(甲子園)では15号3ランを放つなど幸先よい再スタートを切ったが、前カードの巨人戦(甲子園)からこれで今季ワーストとなる4試合連続無安打と快音が聞かれなくなった。連続打席無安打も「17」に伸び、打率は2割5分9厘にまで落ちた。一刻も早い主砲の復調が待たれる。

 [2009年8月5日10時40分

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