ロッテは獲得調査を進めていた韓国の主砲、金泰均(キム・テギュン)内野手(27=ハンファ)の獲得交渉のため、瀬戸山球団社長らが12日に韓国に渡って、13日から始まるFA交渉の席に着くことになった。石川球団副代表は「交渉解禁になったら、真っ先に手を挙げます。獲得に自信はあります」と話した。

 金は今季海外移籍可能なFA権を取得。12日まで所属のハンファと優先交渉を行い、13日からは海外の球団、韓国7球団との契約が可能になる。石川副代表は「年俸2億以上出すつもりはない」とし、2年契約の年俸1億5000万円前後での交渉となりそうだ。

 また、韓国の左投手とも交渉する予定という。「補強ポイントはしっかりバックアップしていきます」と石川副代表。バレンタイン前監督と横浜にトレードされた清水の年俸合計約7億5000万円を投入し、新生ロッテを築くことになる。

 [2009年11月12日7時39分

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