絶対雪辱!

 阪神城島健司捕手(33)が、自身とチームの悔しさを中日戦で爆発させる。広島戦が雨天中止となった22日、甲子園室内練習場で調整。絶好機で三振に倒れた敗戦から一夜明けて「早く打席に立ちたくてしょうがない」と悔しさをあらわにした。23日から3連戦(甲子園)の中日は前回対戦で3タテを食らい、まだ1勝もしていない相手。苦手意識を作らないためにも初戦必勝の構えで臨む。

 恵みの雨なんかじゃない。広島第3戦が中止となって、城島は「全然うれしくも何ともない。これが9連戦の最後とか途中ならいいけど。昨日みたいなゲームで終わって、早く打席に立ちたくてしょうがない」と無念さを口にした。

 前夜は先発久保を好リードして投手戦を演出した。しかし同点の8回1死満塁の勝ち越しチャンスで空振り三振。「最低でも外野フライを打つような技術を持っていないと思うと情けない」と言った。この日は朝から降り続いた雨で、試合も雪辱チャンスも流れた。それでも「こればっかりはしょうがない。前向きに考えましょう」と口にした。

 無念のエネルギーは、23日から3連戦を戦う中日にぶつける。2日からの前回対戦は敵地で同一カード3連敗。レギュラー捕手の役割に3タテ阻止を掲げるジョーにとってリベンジが必要だ。「勝ってないのは中日だけ。1つ勝たないといけない」と力を込めた。

 長いシーズンを見据えても●を続けるわけにはいかない。城島は上位を争う条件として苦手チームを作らないことを掲げる。「負けがこむと変な意識が出る。特別ミーティングが長くなったり、他のチームにないデータもいっぱい入ってきたり。余計悪くなることもある。(情報が多いことは)いいことばっかりじゃないから」。まず1勝、そして一気に星を五分に戻すことがベストだ。

 勝利への近道も分かっている。絶好調の3番森野、5番和田を徹底的に封じることだ。前回の名古屋3連戦では2人合わせて22打数11安打5打点(森野5割3分8厘、和田4割4分4厘)の活躍を許した。「(中軸と)単体で勝負しないといけない。走者を置いての勝負はタフになる」。

 23日の初戦は左腕チェンの先発が予想される。城島は「ロースコアに持っていかないと、いい投手だからそう点はとれない。競ったゲームにしていかないと勝機はないでしょうね」と腹をくくった。敵地での3連敗はクロスゲームでことごとく競り負けた。今度は本拠地甲子園に中日を迎え、きっちりやり返す。【益田一弘】

 [2010年4月23日11時27分

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