ソフトバンクの投手補強プランも明らかになった。最上位候補は早大・大石達也(4年=福岡大大濠)が筆頭で、同・斎藤佑樹(4年=早実)からもマークを外していない。ただ、両ケースでも1巡目指名は他球団との競合。抽選で外したケースも当然検討している。ホークスが注目しているのは、他球団が成長著しい中大・沢村拓一投手(4年=佐野日大)や早大・福井優也投手(4年=済美)、法大・加賀美希昇投手(4年=桐蔭学園)の指名に乗り出すかどうかだ。

 さらに左腕王国らしく社会人、大学で評価が高い2投手を上位候補にリストアップ。大阪ガス・岩見優輝投手(23)と佛教大・大野雄大投手(4年=京都外大西)。岩見は打者がタイミングを取りづらい投球フォームが特長で、大野は今秋に左肩を痛めたものの伸びしろの点で評価が高い。

 地元九州では九産大・榎下陽大投手(4年=鹿児島工)、糸満・宮国椋丞投手(りょうすけ=3年)らがリストに入っている。

 [2010年10月5日10時33分

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