ソフトバンク笠井和彦オーナー代行(73)が22日、難航している杉内俊哉投手(30)との契約更改交渉をまとめるため「特別会議」を招集した。関係者によると、都内で球団関係者から交渉状況などの報告を受けたという。笠井代行は25日に予定されているエース杉内との契約更改交渉で直接出馬する方向。円満解決のための特別会議だった。

 杉内は10日の1度目の代理人交渉で、球団側が録音機を持ち出すなどの対応をしたため不信感を募らせて保留。球団側の対応に怒りを隠さず「(球団の交渉法が)選手によって足元見たり(するのが許せない)。話す気にもなれなかった。もう少し上の人と話をしないと進まないかもしれない」と語っていた。

 [2010年12月23日11時9分

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