関西独立リーグの代表者会議が27日、大阪市内で開かれ、元メジャーリーガーのマック鈴木(35)を新監督に迎える新球団の参入が承認された。球団代表を務める村尾保幸氏(41=会社経営)は、現在米国独立リーグでコーチを務めるマックについて「投げたくてウズウズしているようです」と説明。同リーグ初の投手兼任監督で迎える考えを明かした。マックは2月末にも帰国、就任発表を行う。

 新球団は10年限りで解散した「神戸9クルーズ」の運営母体を引き継ぎ、拠点は神戸市内が有力となっている。チーム名は「神戸9クルーズ」が復活する可能性が高い。選手は経営難などで当面休部扱いとなる明石のメンバーや、マックが連れてくる米国人、トライアウト合格者などで構成される。今季のリーグ戦は紀州レンジャーズ、大阪ホークスドリーム、兵庫ブルーサンダース、ソウルヘチ、新球団の5球団で戦うことも決まった。

 [2011年1月28日8時22分

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