東京電力管内の神宮を本拠地とするヤクルトは18日、行政指導に対して柔軟に対応する姿勢を示した。25日開幕の阪神戦はナイター開催だが、球団幹部は「国からの指導には従います。相手もあることですし、足並みをそろえないといけない」と早急に協議に入るとした。

 先日のセ・リーグ理事会では、震災の影響を考慮して開幕延期を訴えており、今後はデーゲームへの移行や球場変更も含めて検討する方向。大木常務取締役は、昼は東京6大学などを開催していることから「チケットの問題もあるし、神宮は兼ね合いがあるから」と話していた。