プロ18年目、35歳のヤクルト相川亮二捕手(35)が、人生MAXの体重増に挑戦だ。10日、由規、増渕、中沢、山本斉ら若手投手陣を引き連れ、サイパン自主トレに出発した。温暖な地でバッテリーの絆を深めながら「たくさん食べて、たくさん練習したい」と目標を掲げた。

 昨季は87キロだった体重が現在93キロ。「95キロにしたい」と、現地でも1日4~5食の大食トレに挑む。さらに筋肉肥大に欠かせないタンパク質補給のために、卵を大量摂取。同僚飯原が1日ゆで卵3個の「ロッキートレ」を行っているが「こっちは毎日5個ぐらい」とギラギラ燃える。サプリメントなどを含めれば、1日10食近くなる計算だ。

 体重増は「打球が飛ばなくなってるから」と、統一球対策に加え、終盤失速しないためのスタミナ強化が目的。由規らに対しては「チームのことを考えるのはまだ早い。自分のことだけを考えて、タイトルを取ってほしい」と厳命した。