ロッテで巨人、横浜で活躍した駒田徳広臨時コーチ(49)の打撃塾が2日、開校した。トス打撃で今江、大松、工藤、青野らを指導。当初は大松の一塁守備への指導が中心の予定だったが、2000安打を達成したバットマンの血もたぎり、バットを持って手本も示した。今江は「(打率3割3分1厘の)10年の時は(始動の)動きだしが少なくて、トップに早く入って最短距離でバットが出ていたと言われた。自分もそれを踏まえてやってきたので続けたい」と助言を受け止めた。

 昨季はチーム打率が日本一の10年から3分以上も落ち、リーグ最下位。統一球の影響が直撃したが、駒田臨時コーチは「今年のロッテは(統一球にも)大丈夫ですよ」と個々の能力に太鼓判を押した。