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中日ソーサ140m弾!ブランコより飛ばした

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打撃練習で場外弾を放った中日ソーサ(撮影・前岡正明)
打撃練習で場外弾を放った中日ソーサ(撮影・前岡正明)

 中日新外国人のホルヘ・ソーサ投手(34=メキシカンリーグ)が15日の沖縄・北谷キャンプで、超ド級の場外弾をブッ放した。投手陣初のフリー打撃で、5発の柵越えを披露。そのうちの1発が、左翼後方の防球ネットを越える140メートル弾となった。高木守道監督(70)は代打起用に色気たっぷり。ドミニカの英雄サミー・ソーサ氏(43)の親せきと自慢する右腕は、打ってもスゴイんです!

 高木監督が思わず天を見上げた。一体どこまで飛んでいくんだ? 打球は左翼後方にある高さ14メートルの防球ネットも越え、場外に消えていった。野手ならまだわかる。でもブッ放したのは投手の新助っ人ソーサだ。

 飛距離は今キャンプ全選手最長の140メートル。あのウッズやブランコですら未到の“北谷の壁”を、来日初の投手用フリー打撃で軽々越えた。それも元ノーヒッター近藤投手コーチの真っすぐをガツン。最速160キロの44勝右腕は打っても規格外だった。

 ソーサ メジャーでもホームランを打ってるからね。昔は野手だったんだ。打率は良くなかったけどね。

 自慢げに胸を張った。18歳の95年にロッキーズと外野手で契約。芽が出ず01年から投手に転向したが、06年のブレーブスで年間3発を放った。それもメジャー121勝のジェフ・ファセロから初アーチ。米球界では「1発屋の投手」で名を売った。そして何を隠そう、自称サミー・ソーサ氏の親せき。通算609本塁打男と血筋は争えない!?

 ソーサ 名前がソーサだとか親せきだとかは置いといてよ。野手経験が生きてることは間違いないから。

 本家の話題は「お父さんの遠い親せき」と明かしたきり、多くを語ろうとしない。「小さい時は会ってた」とも言うが、具体的な場面はモゴモゴ。本当に血縁? の声も出始めているが、本家もびっくりの長距離砲であることは間違いない。フリー打撃は52振で5発。ブランコも「スゴイよ!」と目を見開いたが、指揮官はもっと目を丸くした。

 高木監督 ティーからいい打撃をしてるなと見てたんだ。(公式戦では)バスターもあるし打つにこしたことはない。(代打は要員が)いなくなりゃね。でも送られた野手は泣くぞ(笑い)。ただあれでバテとったら投球が心配だけど…。

 最後は息切れして、ほとんど前に飛ばなかったオチも逃さなかった。だが代打起用にも色気たっぷりだ。

 ソーサ 中日とは投手として契約してるんで、まずは投手で頑張りたい。でもホームランも打ちたいね。

 ブルペンは谷繁と初コンビで58球。フォークなど全変化球も駆使し、正妻をうなずかせた。掘り出し物のテスト生が投打で救世主になる勢いだ。【松井清員】

 ◆ホルヘ・ソーサ 1977年4月28日生まれ、ドミニカ共和国出身。95年ロッキーズと契約。02年デビルレイズでメジャーデビュー。05年に13勝3敗の成績を残したブレーブスやマーリンズなどでプレー。メジャー通算44勝53敗、防御率4・72。06年WBCで母国代表。昨季はメキシカンリーグで10試合に先発し5勝4敗、防御率3・69。「体調が良ければ今でも97マイル(156キロ)出る」。188センチ、100キロ。右投げ右打ち。

 ◆北谷球場の場外弾 両翼98メートルで左翼ポール付近に高さ約14メートルの防球ネットがそびえ立つ。昨年1月の選手会合同自主トレで新加入のグスマンが、このネットを越える140メートル弾。球場関係者は「14メートルの防球ネットを越えたということは、聞いたことがない」と驚いた。元本塁打王のウッズとブランコは、左中間へ場外弾を放ったことはあるが、14メートルのネットを越えたことはない。

 [2012年2月16日9時31分 紙面から]







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