マスコミ対応のスペシャリスト?

 が、フィーバーの渦中にいる早大の後輩を思いやった。日本ハム斎藤佑樹投手(23)が21日、1軍に合流したルーキー大嶋匠捕手(22=早大ソフトボール部)とブルペンでコラボした。大野も含めて2人の捕手相手に64球を投げ、今季3度目の実戦となる23日ヤクルトとの練習試合(名護)に備えた。

 この日、報道陣とファンの注目を集めたのが、ソフトボーイこと大嶋。そんな早大の後輩の姿を見て、斎藤は「大変な部分もあると思う」とポツリ。早実3年時に日本中を熱狂させてから、大フィーバーには慣れている。「今は(大嶋本人も)マスコミに対して興味があると思うので、まだいい。もうちょっとしたら、ウザくなってくるんじゃないですか?

 今はキャンプだし、試合でも打っているからいいけど…」。自身の経験に照らし合わせ、冷静に受け止めていた。