阪神藤川球児投手(31)が貫禄たっぷりのスタートを切った。23日の紅白戦で今季初実戦に臨み、5回にマウンドへ。圧巻は2死後だ。清水に最速146キロの速球やスライダーで攻め、内寄りにシュート回転する球でバットをへし折った。遊ゴロで3者凡退。それでも「実戦感覚もないし、実戦というほどのものでもない。ブルペンの投球フォームとマウンドの投球フォームは違う。それもまだできていない。ただ投げただけ」と涼しい表情だった。多投をにおわせるスライダーなどあらゆる変化球を試投した。「全球種を投げました。投げたことに価値がある」。不動の守護神は余裕のゼロ発進だ。