ソフトバンクが、ヤンキースからマイナー契約を解除された岡島秀樹投手(36=前レッドソックス)を獲得することが27日、決定的となった。1年契約で基本合意し、国内でメディカルチェックをクリアすれば正式発表となる。交渉中のため石渡茂編成・育成部長(63)は「調査はしている」という表現にとどめながら「とるかとらないかは近く、しゃべれる。遠い時期ではない」と話した。

 岡島はキャンプ直前の身体検査で左肩に異常が見つかり、18日に契約を解除されていた。石渡部長は肩について「『大丈夫だ』と聞いている」としながらも再検査の必要性を示した。

 チームは守護神馬原が今日28日に右肩手術を受けることになり、ブルペン陣への負担増が予想されていた。もともと左の中継ぎは補強ポイントの1つで、秋山監督は「投手は何人いてもいい。経験は大きいよ」とメジャー5年間で261試合の経験値に期待していた。契約が合意すれば3月上旬に合流する見込み。