<オープン戦:阪神0-5広島>◇21日◇京セラドーム大阪
ありゃりゃ、たったの3安打。オープン戦6度目の完封負けで、セ・リーグ相手に1勝6敗1分け。マートン離脱も重なって、どん底の阪神打線。さすがの和田豊監督(49)も「こんな試合をしとったらアカン」と危機感たっぷりだが、開幕はすぐそこに迫った。今こそ、熱くなれ!!
開幕まで残り10日を切った。船出のカウントダウンが刻まれる中で、和田監督は危機感を募らせていた。開幕戦の舞台となる京セラドーム大阪。この日の広島戦から開幕を見据えたオーダーで組んだ。フタを開ければ、たったの3安打でオープン戦6度目の完封負け。この現実を重く受け止めた。
和田監督
本来いるべき選手がいないが、そこに入る選手が奮起しないと。こんな試合をしとったらアカン。全員がではないが、何か乗り切れないというか、ここまで来たら、調子うんぬんじゃない。気持ちを奮い立たせていかないといけない時期に来ている。
マートンが負傷離脱し、開幕戦出場が絶望的な状況だ。若手にとってはチャンスのはずだが、好調だった大和は失速気配。柴田も空振り三振、二ゴロと結果を残せなかった。ともに途中交代を命じられた。片岡打撃コーチも「みんな、決め手に欠ける状況だ。ギラギラしたものをね。オープン戦が勝負の選手もいる。キャンプ初日の気持ちで…」と厳しい表情だった。レギュラークラスも本来の力強いスイングがまだ見られない。このまま停滞したまま、開幕を迎えるのか。
和田監督
マートンが帰ってくるまでは、投手に合わせて…。(打線を)固定できない状態にある。先発が今年は分かるから、そこをうまく使っていかないと。
キャンプから競争意識をあおってきたが、ベストの攻撃陣形はまだ見えてこない。予告先発の導入が決まったこともあり、開幕当初は投手の右左、相性などを考慮した打線の編成になりそうだ。
城島とブラゼルの一塁ツープラトンや中堅、右翼の日替わり起用など、やりくりしながら、かじを取っていくことになる。
和田監督
気持ちが出ていないわけではないが、何かを変えていかないといけない。しっくりいっていない部分がある。伝わってこない。
確認すべきは、チームスローガンにある。今こそ、熱くなれ!!
限られた時間で、スイッチをオンに入れるしかない。【田口真一郎】



