楽天嶋基宏捕手(27)が、2度目の開幕スタメンに向け意欲を見せた。29日、全体練習に参加し、最終調整を行った。午前中のアーリーワークから打撃練習を行い、精力的に汗を流した。球団創設8年目で本拠地初開幕。歴史が刻まれる日を前に「緊張はしますよ。でも楽しみます。楽しんでやらないと」と晴れやかな表情を見せた。

 選手会長に就任して2年目。チームを引っ張る立場として、1月の沖縄自主トレから戦いは始まっていた。3年目の高堀、土屋、ベテラン小山伸ら、走り込みの多い投手陣に交じって下半身をいじめ抜いた。2月のキャンプでは銀次、阿部、枡田ら若手とともに、全体練習が終わってもバットを振り続けた。「今年にかける思いはいつも以上に強い」。ポジション、年齢関係なく、守りのとりでである捕手としてコミュニケーションも積極的にとってきた。純粋に「勝ちたい」。それが嶋の原動力でもある。

 今日30日のロッテとの開幕戦はエース田中をリードする。「やるか、やられるかです」と力強く言った。練習に明け暮れた努力が実を結ぶ瞬間は、きっと来る。【斎藤庸裕】