日本野球機構(NPB)は28日、「マツダオールスターゲーム2012」(7月20~23日)ファン投票の第1回中間発表を行い、阪神藤川球児投手(31)が抑え部門で、平野恵一内野手(33)が二塁手部門でそれぞれトップとなった。藤川は「出られるような、たいした成績を残していないですが…。野球選手としては出たいですが、お父さんとしては(球宴休み中に)家族サービスをしたい(笑い)」、平野は「ありがたいですね。頑張ります。まずはチームの勝利に貢献できるようにしないと」と話した。

 全体トップは日本ハム稲葉(パ一塁手部門)の1万2942票。チーム別では、ソフトバンクが計5部門(摂津、森福、ファルケンボーグ、松田、内川)で1位。セ・リーグは巨人長野がリーグ最多の9581票を集めて外野手部門1位となった。中間発表は6月18日まで(土、日曜日を除く)行われ、同25日に最終結果が発表される。