「代打の神様」が20歳下の後輩に意地を見せる。あす31日のロッテ2戦目(甲子園)に、ルーキー左腕の藤岡貴裕投手(22)が先発する見込み。同じ東洋大の阪神桧山進次郎外野手(42)が、対戦を心待ちにした。「学生の時に見たけど、タフやな。東洋のピッチャーはみんな、タフやからね。負けるわけにはいかんから」。新人ながら首位ロッテの投手陣を支えている。20歳も離れた後輩ではあるが、試合となれば別だ。プロの洗礼を浴びせるつもりだ。

 桧山はプロ21年目のシーズンも好調で、22打数7安打で打率3割1分8厘。27日の西武戦では、4年ぶりに右翼でスタメン起用された。首脳陣は「神様」の有効活用を検討している。片岡打撃コーチは言う。

 「調子がいいしね。これからパ・リーグ(本拠地で)DHもある。金本さんに限らず、アクシデントがあるかもしれないから」

 指名打者制の試合や負傷者が出た場合、今後も先発で起用する可能性があることをほのめかした。となれば浮上するのが、金本&桧山の同時スタメン出場だ。2人合わせて、86歳コンビ。勝負強さに定評があるだけに、魅力的な選択肢だ。