<中日2-1オリックス>◇30日◇ナゴヤドーム
中日森野将彦内野手(33)が人生初のサヨナラ弾で、今季初のサヨナラ勝ちを導いた。引き分け目前だった延長10回1死。守護神岸田の148キロ真っすぐをフルスイングでファンの待つ右翼席に運んだ。チームはガッチリ堅首で4度目の5連勝だ。
森野
大事な場面で打てて本当に興奮してます。ホームランを狙いに行ってホームランを打てたのは久しぶり。これまでチームに迷惑をかけて力になれてなかったので…。
自分で決めるつもりだった。4月末に右脇腹の肉離れで離脱。交流戦から復帰したが前日までの10試合で打率は2割8厘で打点はわずか1。それでも高木監督に中軸を任し続けてもらい、何とかしたい思いでいっぱいだった。
森野
脇の方はもう問題ないけど、ケガして上がって来て、結果が出ないのが一番(つらかった)。
男の意地を込めたサヨナラ弾は、プロ16年目で初の快感だった。2軍戦でなく、東海大相模時代もなかったという。
森野
高校時代は(サヨナラの好機は)だいたい敬遠だったし、野球をやって初めてだと思う。本当に気持ちよかった。交流戦で優勝できるように頑張っていきたいし、僕もこれで上向いて行きたい。
交流戦は首位の巨人を追っての2位。初Vにも意欲的な森野の復活劇を、竜の将も頼もしげに見つめた。
高木監督
そろそろやってくれると思っていた。これでチームも盛り上がる。
波乗り首位チームに、頼もしい3番がいる。【松井清員】



