<ソフトバンク0-1DeNA>◇16日◇福岡ヤフードーム

 場内がピンクに染まった「女子高生デー」の福岡ヤフードームで、ホームインの黄色い歓声は起きなかった。連打が出たのはようやく、9回2死から。今季初のサヨナラ勝ちへの期待に包まれるが、代打城所が8球粘って三振に倒れた。今季8度目の完封負け、3度目の0-1負けに、ため息が充満した。

 DeNAブランドンを打てなかった。「二塁にいってから粘られたよな」と秋山幸二監督(50)。1回2死二塁、4回1死一、二塁、6回も1死二塁と得点圏に進めながら、1本が出なかった。5月31日の前回対戦(北九州)でも7回5安打で0に抑えられ、これで13イニング連続で「0」を並べ、初勝利までプレゼントしてしまった。

 先頭打者だった9回以外はすべて走者を置いて凡退した内川は交流戦8度目の無安打。「打ち込んでよくなるならやるが、それでよくなる感じじゃない。練習で打ててもゲームで打てないと。何が悪いのか、分からない」と首をかしげる。「ずっと悪いのは分かっているけど、これだけ打てなくなると相手どうこうじゃない」と自分をみつめた。

 6回のチャンスで見逃し三振に倒れた本多は「最初は決まっていなかった外のスライダーが決まりだした。でも、あそこは手を出さなきゃいけなかった」と悔やむ。幸いは天敵との対戦も恐らく、今季はもうないということだけ。今日負けると、昨年は優勝の歓喜に沸いた交流戦で最下位が確定する。リーグ戦再開に向けても立て直しが急がれる。