ロッテ今江敏晃内野手(29)がMVP型バットを復活への刀に据える。23日、来季のバットを10年までに使用していたタイプのバットに戻すことを明かした。今季は従来より1・5倍もグリップの太いソフトバンクの内川モデルを参考にしたものを使用したり、試行錯誤を繰り返した。「キャンプでも使って感触がいい。グリップが細くなって、ヘッド(のコントロール)も利きやすい」と糸口をつかんだ。

 長さはミリ単位でこだわる。これまでの84センチから83・75センチと、わずかに短くした。「11年に統一球に変わってボールに負けるようになった。統一球では僕にはあまり長打は期待できない。短い方が力が伝わりやすいし、コンパクトに振れる」と理論を説明した。2年連続で打率2割台中盤と辛酸をなめた。「今オフは角中の話題が多いですね(笑い)。来年はたくさん取り上げてもらえるように活躍します!」。その思いを日本シリーズMVPを獲得した10年型のバットに乗せる。