履正社が土壇場の逆転劇で関大北陽を破り、2016年以来10年ぶりとなる春優勝を手にした。

打線は2回、先頭が安打で出塁すると四死球や相手のエラーが絡み幸先良く3点を先制する。投げては先発の上山篤慶投手(2年)が3回まで無失点。4回に四球と三塁打で1点を返されると、続く5回に先頭から2者連続死球を出したところで投手交代し、2番手の加賀田蒼介投手(3年)は犠打で1死二、三塁とされ、続く打者に適時一安打を浴び1点差に。味方のエラーや野選も絡み、結果的にこの回一気に5点を失い逆転された。それでも6、8回と1点ずつを返し1点差で迎えた9回。1死から四球で出塁すると、6番小杉悠人内野手(3年)が「(カウントが)1-3になった瞬間に多田先生から『思い切っていけ』と言われたので。もう絶対一球で仕留めるって気持ちで、もう何も考えずに。とにかく、それがいい結果につながったなと思います」と右翼への同点適時二塁打。その後、8回の守備から入っていた9番川口壱茶内野手(2年)の左犠飛で勝ち越した。