近藤、今中両コーチも謎のドミニカンにホレた!

 中日テスト生のエディ・リベラ投手(24)が28日、沖縄合同自主トレで2日連続のブルペン投球。初視察した近藤真市(44)&今中慎二(41)の両1軍投手コーチは「面白いんじゃないの」と高評価した。

 「いいところを見せようと力んだよ」。球速はルイス・ブルペン捕手の体感で前日比約5キロアップの148~150キロ。その分、球は四方八方に外れた。近藤コーチが「ルイスがオリバー・カーンのようになってた」と元ドイツ代表の名GKが四隅のシュートに飛びつく姿に例えるほど。だがこのノーコンこそ持ち味、武器と見ていた。「ボールもよく動いてる。インステップで(踏み込んで)投げてくるから打者は怖いよ」。今中コーチも「暴れん坊や、暴れん坊。荒れて速いのは打者にとって一番の恐怖」とぞっこんだった。

 もっとも「今のままじゃ危なすぎて味方相手の打撃投手はさせられん」と近藤コーチ。早ければ5日ハンファ戦が1次試験になるが、もう少し制球アップも必要なようで。【松井清員】