日本ハム大谷翔平投手(18)が、本格的な二刀流の実現に意欲を見せた。7日、交流戦の追加日程が発表され、雨天中止になっていた広島-日本ハム戦(マツダ)が18日に組み込まれた。指名打者制のないセ・リーグ本拠地での試合はこれが最後。同日の先発が濃厚になっている大谷が、初めて投手として投げながら打席に立ち、かつ今季最後の機会となる可能性が高い。「もし使っていただければ、その場その場で頑張りたい。気持ちの切り替えをしっかりしたい。打てなくても、マウンドに引きずらないように」と話し、意欲は十分だった。
この日、大谷は2軍施設の千葉・鎌ケ谷で行われた全体練習に参加した。投手としてブルペンで82球を投げた後には、打者としてフリー打撃をこなした。「(投球練習は)けっこうよかったです。セット(ポジション)では走者を想定しながら投げました。(打撃は)逆方向を意識した。ちょっと(バットが)外回りになっていたので修正したいです」。全体練習終了後は約1時間のウエートトレも行った。
首脳陣は18日の広島戦を大谷の次回先発登板とするプランを練っている。練習を見守った栗山監督は「ちょっと疲れてるね。(18日の登板は)可能性としてはあるけど、何日か(様子を)見てから」と慎重な姿勢。調整登板する11日のイースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)を視察し、判断を下すことになりそうだ。
大谷は「次の打席のことしか考えていない」と、まずは野手として出場する今日8日からのヤクルト戦(神宮)に集中。相手先発の小川とはオープン戦で対戦し2打数1安打。「決めのフォークがある。しっかりと自分のゾーンを持ってやりたいです」。バットで元気なところを見せてアピールする。【本間翼】



