<広島4-7日本ハム>◇18日◇マツダスタジアム

 日本ハムのルーキー大谷翔平投手(18)がついに、正真正銘の“二刀流”デビューを果たした。

 -二刀流をこなしてみて

 大谷

 勝てたので、それが一番よかったです。次につながると思います。

 -投打での切り替えは

 大谷

 マウンドではマウンド、打席では打席で気持ちを切り替えて。最低限の仕事をしようと思った。

 -塁に出た直後の2回に、1軍戦では初めてとなる被弾

 大谷

 もうちょっとゆっくりいければよかった。でも、あそこは打者の方がうまかったかなと思う。そこに関しては力が足りなかった。走者に出てからのマウンドは難しい。出塁した次の回が大事だなと思った。

 -降板から右翼へ

 大谷

 (4回を)投げ終わって「次ライトだよ」と言われました。(投手として)次(の回)もいくかなと思っていたけど、リリーフの先輩も安定しているので。

 -投打両方で点数を付けるとしたら

 大谷

 (投手としては)試合をつくれなかったので30点。(打者としては5回に遊ゴロで打点を挙げ)当たりは悪かったけど、点が入ったので50点ぐらいですかね。前に飛ばせば何かがあると。

 -3回エルドレッドへ死球を与えたが

 大谷

 抜け球です。そういうところも修正しながらいければ。(動揺は)なかった。前に稲葉さんがいたので、そっちの安心感の方がありました(笑い)。