楽天田中将大投手(25)が27日、2013年度ジョージア魂賞年間大賞を受賞した。チームに貢献した魂あふれるプレーに贈られる賞で、ノミネートされた12プレーからファン投票で大賞を決定。8月16日の西武戦で、日本新の21連勝を達成した投球が支持を集めた。田中は都内で行われた表彰式で「ファンの方々の心に残るプレーができた」と喜びを表した。11年に続き2度目の受賞となる
田中にまた1つ、勲章が加わった。今年、ファンの心に最も残ったプレーを選ぶジョージア魂賞年間大賞を受賞。「ありがたいことに、このような賞をたくさんいただけて、いいオフを過ごしています。数字だけではなくて、ファンの心に残るプレーができたと思います」と笑顔をのぞかせた。
受賞対象となったのは8月16日、西武戦でのピッチング。1回裏に連打で無死二、三塁のピンチを招いたが、ここからギアが入り、栗山、浅村、秋山のクリーンアップを打ち取った。結局、8回を5安打1失点10奪三振でシーズン17連勝。昨年から続く連勝を21として、松田(巨人)稲尾(西鉄)を抜いて日本新記録を樹立した。
表彰式では選考委員の山田久志氏から記念盾、衣笠祥雄氏から賞金100万円を受け取った。パ・リーグMVP、沢村賞などに続き今年24冠目。司会の中井美穂からトロフィーの置き場所を尋ねられると「しっかり保管して、いつか飾る部屋を造れたらいいなと思います」と話した。
表彰式後のトークショーでは、日本コカ・コーラ篠原幸治副社長に「ジョージアの中で一番好きなコーヒーは?」と質問。篠原副社長が「1日10本ぐらい飲んでいます。田中さんがストレートだけじゃなくてスライダーやカットボールを投げるように、その時に合わせて選んでいます」と答えると、田中が「今のローテーション、参考にさせていただきます」と返して会場の爆笑を誘った。最後は「この1年間、自分もチームも最高の結果を出せました。来シーズンも内容、質を求めて、もっともっと頑張っていきたい」と神妙な表情であいさつ。ファンの記憶に残る、魂を揺さぶるプレーを誓っていた。
◆ジョージア魂賞とは
2010年に日本野球機構と日本コカ・コーラ株式会社がパートナー契約を締結。「チームのためのプレー」をたたえる賞として、缶コーヒーブランド「ジョージア」の冠を取って創設された。山田久志氏、工藤公康氏ら6人の選考委員が対象プレーを選出。その中からファンの最多得票を集めた選手を表彰する。年間大賞はシーズン終了後、ファン投票の結果や選考委員の審議によって決定する。年間大賞の過去の受賞者は10年城島健司(阪神)、11年田中将大(楽天)、12年坂本勇人(巨人)。
◆審査委員
山田久志、衣笠祥雄、梨田昌孝、工藤公康(以上プロ野球OB)二宮清純(スポーツジャーナリスト)小林光男(週刊ベースボール編集長)※敬称略



