日本ハム中田翔内野手(24)が7日、ソフトバンクへFA移籍した鶴岡慎也捕手(32)との“知能戦”に思いをはせた。この日、イベント出席のため、大阪から北海道へ移動。新千歳空港に降り立った4番は、来季から敵としてマスクを被る先輩に対して「(本塁打)10本ぐらいは貢献してくれるんちゃう?」と自身の本塁打数アップを予言し「まぁ、ツル兄の思うようにはイカンけどね」と不敵に笑った。

 互いに弱点は知り抜いている。今季もベンチで配球について語り合った。「ツルさんだったら、この場面で、どうやって俺を抑えます?」と取材済み。「俺のすべてを知っていると言っても過言ではない。こっちも裏を読んでいかないと」と、腹の探り合いを楽しむつもりだ。このオフ、大型補強を進める宿敵に「誰がどう見ても強い。どう対処するか。すごく楽しみ」と目を光らせた。