ソフトバンク本多雄一内野手(29)が「生涯ホークス」を掲げた。26日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約を結んだ。順調なら来季中に国内FA権を取得するだけに、引き留められた形だ。
「複数年を提示され、ありがたいと思ってサインした。この球団に指名されてからずっとお世話になっている。将来ホークスでずっとやれるのが一番だと思います」
生え抜きの前選手会長はスッキリした顔だった。単年か複数年か。ギリギリまで迷ったというが、チームリーダーを引き留める球団の熱意に心打たれた。
WBC出場の影響もあり、開幕から出遅れた。7月には左腰背部痛で戦線離脱。120試合出場にとどまった。それでも年俸は現状維持の1億8000万円で、3年間固定制。出来高払いのないすっきり契約だ。
交渉で球団側から盗塁王とゴールデン・グラブ賞を取り戻して欲しいとハッパをかけられた。古傷の首の不安も解消できるように、現在は福岡県内のジムで肉体を改造中だ。
「ランニングでの下半身強化もそうだが、けがをしない体づくりが必要。144試合フル出場できるようにやっている」
交渉役を務めた前編成・育成部長の石渡2軍監督は「2011年のように彼がフルイニング出場できたら、日本一奪還が近づく」と期待した。今オフは大型補強を敢行したが、二遊間はやや層が手薄。チームの屋台骨となるべく、センターラインにどっしりと居続けるつもりだ。【大池和幸】



