巨人寺内崇幸内野手(30)が足を磨く!

 29日、母校の栃木工で野球教室を開催。栃木市内の小中学生、ファンら約1500人が集まった。来季は西武から片岡がFA移籍し、中日からは井端が加入。激しいポジション争いが予想され、「さらなる守備力アップ」とオフの課題に掲げた。

 昨年1月は、今季限りでヤクルトを引退した宮本慎也氏の松山自主トレに参加。ボールを壁当てし、ひたすらゴロを捕球する単純動作を繰り返す練習法を体験。初動から送球までの一連の流れを通して正確なグラブさばきを学んだ。「一番、言われるのは足の使い方ですね」と振り返ったように、捕球、送球時のステップが肝だった。足の運び方が重要だと再認識したのが“宮本塾”。「今季は多少ものに出来ていたと思ったけど、とっさの時に迷う。だからこそ、ステップを極めたい」。宮本の教えを胸に、正二塁手の座を奪う。