ロッテがアジャの売り出しに取りかかる。ドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)のグッズ製作がついに動きだすことになった。6日、オープン戦で5割7分1厘と打ちまくるルーキーのTシャツ作製などの企画に、ゴーサインが出た。

 入寮の際、「コール・ミー・アジャ(アジャと呼んで)」と書かれたTシャツの作製を熱望した井上だが、球団からは「活躍したら」という条件がつけられていた。ここまでの井上の活躍が認められ、プロジェクトが始動した形だ。

 球団では通常の場合、TシャツはLLサイズまでしか売らないが、アジャのTシャツに限り3XLの特大サイズまで用意。また、チーム内の一部で「アグー」と呼ばれていたことから「アジャのアグー豚丼(仮)」の販売も企画中。豚を1、2頭買って、丼にして球場で売り出すことを考えている。

 アジャ売り出しプロジェクトに、井上は「光栄です。もっと活躍して、期待にこたえられるよう頑張ります」。謙虚に受け止め、気合を入れ直した。【竹内智信】