東京6大学の明大が23日、東京・府中市の同大グラウンドで練習納めを行った。二塁手で今秋日本一に貢献した明大・上本崇司(3年=広陵)が来年、兄弟プロを目指すことを明かした。阪神上本博紀内野手(25)の弟で小中高と同ルート。兄は早大だったが、同じ6大学で1年時からレギュラーを張る。通算打率1割9分も50メートル走は5秒9の快足。広島・福山市の大成館中時代、捕手として巨人大田とバッテリーを組んでいたこともあり「このままじゃ地元に帰れない。まだ力的に無理と思うけど内心は(プロに)行きたい」。来季は本職の遊撃手に戻り、打撃力アップを図る。