今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)が9月30日、阪神ファンと明かした上で、あらためて12球団OKで指名を待つ気持ちを表明した。東京国体出場中の森友はこの日、東京・八王子市内で練習。「自分は阪神ファンです。でもドラフトは自分を選んでくれる球団ならどこへでも行きます」と語った。

 「以前はバッティングを生かせるポジションなら、と思っていた。でも今は捕手で打てる選手を目指したいと思う。谷繁選手のように長くやりたい」と理想像を語るなど、捕手への強いこだわりをみせた。9月20日にプロ志望届を出し、国体終了後には阪神などが調査に訪れる。国体は、自身の決勝アーチで初戦の常総学院(茨城)戦を突破。高校最後の大会で存分に暴れ、運命のドラフトを待つ。