<プロ野球ドラフト会議>◇23日

 西武は育成を含め6選手で選択を終了した。

 1位は単独で前橋育英(群馬)の高橋光成投手(3年)の交渉権を獲得した。2位は平成国際大・佐野泰雄投手(4年=和光)、3位は富士大・外崎修汰内野手(4年=弘前実)、4位は敦賀気比出身の玉村祐典投手(18)、5位は佐賀工・山田遥楓(はるか)内野手(3年)、育成1位で北海・戸川大輔外野手(3年)を指名。投手3選手、野手3選手とバランス良く指名した。

 鈴木本部長は「予定通り指名できた。投手が3人とれたのも良かった。高橋君は言うまでもなく将来有望で、左を1枚(佐野)とれたのも大きい」と納得の表情で振り返った。無所属の玉村については「担当スカウトが地べたをはいずり回って探してきた選手。指名するという意志は強かった」と話した。