ヤクルト一場靖弘投手(28)が背水の覚悟で来季に挑む。1日、東京・新橋の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限ギリギリとなる480万円減の推定年俸1470万円でサインした。移籍2年目の今季は、プロ入り6年目で初めて1軍出場がなかった。「去年から崖っぷちですけど、さらに険しくなりましたね。契約してくれないんじゃないかとも思ってたので、がむしゃらにやっていきたい」。古巣楽天は、明大の先輩でもある星野監督が指揮を執るが、一場は「まず1軍で投げて、星野さんにしっかり見てもらって、よくなったと言ってもらえるように頑張りたい」と話していた。