第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月6日から開幕! 2大会ぶり世界一を狙う侍ジャパンだが、参加国も有力選手で戦力を整え、頂点を目指す。現役バリバリのメジャーリーガーも多数出場予定。スーパースターを紹介する。

石直球健在! 昨季カージナルスで19S

呉昇桓(オ・スンファン)投手 1982年7月15日、韓国生まれ。檀国大から04年ドラフトで国内リーグのサムスンに入団。05年に新人王。5度のセーブ王を獲得。通算444試合で28勝13敗、防御率1・69を記録し、韓国で最多の277セーブを挙げた。13年オフに阪神と契約し、前年カブスに移籍した藤川球児が付けていた背番号22を継承。14年3月29日の巨人戦で来日初登板初セーブ。同年39セーブ、15年はNPB外国人投手最多タイの41セーブで、2年連続セ・リーグのセーブ王に輝いた。大リーグ挑戦を表明したオフに、マカオでカジノに興じたとして韓国検察に単純賭博罪で略式起訴されたが、カージナルスと1年契約で合意。米1年目の昨季は76試合で6勝3敗19セーブを挙げた。WBCは第1回から4大会連続で代表入り。178センチ、93キロ。右投げ右打ち。

韓国代表の呉昇桓投手
韓国代表の呉昇桓投手