日本のエース菅野智之投手(27=巨人)が5回途中1失点で試合を作った。

 初回は1死から安打を許すも、打たせて取る投球でわずか12球。2回には先頭に安打を許したが次打者を併殺打、しかし2死からデサンミゲルにソロ本塁打を浴びた。3回は8球で3者凡退。4回にも先頭に安打されたが後続を断った。5回は先頭打者に死球。1死一塁で球数制限の65球を超え、内野安打で一、二塁となったところで2番手岡田に託しマウンドを降りた。岡田が1死満塁にピンチを広げながらもしのぎ、追加点を許さなかった。

 菅野は「ストライク先行でいけました。昨日のキューバ同様、振ってくることがわかっていたので、打たれながらも要所をしめることを目標に投げました。バックの守備にも助けられた場面もたくさんありました。次に向けて、良いステップが踏めたのではと思います」とコメントした。