第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を勝ち進む侍ジャパンが、昨季ワールドシリーズを制したカブスとの練習試合に臨み、4-6で敗れた。準決勝の相手が米国に決まった日本は19日、決戦の地ロサンゼルスに乗り込む。

 小久保監督が決戦に向けて気合を入れ直した。準決勝の対戦相手が米国に決定。メジャーリーガーが顔をそろえる猛者たちとの一戦に「ビッグネームが多い。本気度も過去のWBCと比べると、チームとして国を背負っている感じがある。強い」と口元を引き締めた。

 16日の渡米前には、世界一奪還へ「相手選手に名前負けしないことが大切になってくる。我々は乗り込んでいく立場。より強い結束力を持っていかないといけない」と強調していた指揮官。現地時間19日(日本時間20日)にドジャースと練習試合を行い、準決勝の舞台となるロサンゼルスに移動する。

 負ければ終わり。挑戦者として挑む難敵との一発勝負に「考えるだけでワクワクする。チャレンジです」と気持ちを高ぶらせた。