川嶋「ムニョスうまかった」/ボクシング※画像クリックで拡大表示<プロボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇14日◇横浜文化体育館

 挑戦者の川嶋勝重は、王座返り咲きがならず、リング上で引退を宣言した。「12年半、ボクシングをやってきてたくさんの人と知り合えた。これまで生きてきて良かった」と、万感の思いでファンにあいさつした。

 試合の序盤は、ムニョスの圧倒的な手数に劣勢となったが、中盤以降は狙いすました左右のストレートを打ち込み、王者を追い込んだ。しかし11回にカウンターの右ストレートを受けぐらつく場面も。終盤はお互いにスタミナが切れたが、王者の巧みな守備に決定打を打ち込むことはできなかった。「(ムニョスが)疲れているのは分かっていたけれど、こっちも行けなかった。うまかった」と素直に敗戦を認めた。[2008年1月14日22時15分]関連情報初代タイガーマスク直筆サイン入りフィギュア発売中!内藤大助特集はこちら元ロッテ4番のK-1ファイター立川隆史が緊急参戦!興毅&大毅・亀田特集バトルの日刊!携帯サイト「ニッカン★バトル」だけの特別企画も満載!